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【内容紹介】
旅と理論を軸に、11名の主要論者と各地の諸事例が驚きのつながりをみせ、明快な解説がパノラマ的に進行する5部11講。図・写真・用語解説も多数。社会学の初学者・学生・研究者・教員・読書家・地域実践家などに最適。
【著者紹介】 多田 治(ただ・おさむ) 一橋大学大学院社会学研究科教授。1970
年大阪府生まれ。琉球大学法文学部助教授を経て現職。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『沖縄イメージの誕生』東洋経済新報社、『沖縄イメージを旅する』中公新書ラクレ、『社会学理論のエッセンス』学文社、『社会学理論のプラクティス』くんぷる、『いま、「水俣」を伝える意味』くんぷる(共編著)、『ドラッカー×社会学』公人の友社(共著)などがある。
【目 次】
第1部 知識の社会学とマネジメント 第1講 知識社会と社会学 第2講 ドラッカー的マネジメント——知覚と時間の活用
第2部 開発と観光・イメージ 第3講 「南国楽園」の系譜学 第4講 巨大イベントと地域開発
第3部 長い歴史と象徴・交通 第5講 生きられた歴史と象徴世界 第6講 江戸時代スタディーズ——旅・移動で形成された初期近代 第7講 鉄道からみた近現代社会
第4部 社会の主観としての観光 第8講 マキァーネルの観光論——ツーリストとサイトシーイングの倫理 第9講 歴史を組み込む観光
第5部 アクターネットワーク理論の活用 第10講 社会的なものを組み直す ——ラトゥールのアクターネットワーク理論
第11講 モビリティーズと複雑性——ジョン・アーリの仕事
最終講 社会の主観と社会の時間
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