協働を活かす❝アウトカム重視❞のチーム対話
全員で創り上げる多様な意見がかみ合い、深まる対話の進め方
矢代隆嗣 著
定価(本体3,000円+税)
2023年9月27日発行
全員で創り上げる多様な意見がかみ合い、深まる対話の進め方
【内容紹介】
 本書は、地域問題解決の経験が少ない人達が協働で「チーム対話の質」を高めるための手法を提案しています。チームの最善の意思決定・合意形成に向けメンバー各人の強みを活かし相乗効果を生み出します。

【著者紹介】
㈱アリエール・マネジメント・ソリューションズ 代表取締役
コンサルティングファームにて、業務構造(組織・業務・人材・管理システム)改革、行政評価などのコンサルティング活動後、㈱アリエール・マネジメント・ソリューションズ設立。キャパシティ・ビルディング・マネジメントをテーマに民間企業、行政機関、非営利団体へのコンサルティング、研修を中心に活動している。

【目 次】

はじめに
【政策研究プロジェクト(プロジェクト型人材開発プログラム)の概要】

 Ⅰ編 チーム対話の期待と実態
  1章 チーム対話への期待
  2章 残念な結果とその影響
  【事例1:残念な結果となる対話】

 Ⅱ編 残念な結果を生む対話の実態とその背景
  3章 残念な結果となる対話の中で起きていること
  4章 「意見がかみ合わない、深まらない対話」の背景
  
 Ⅲ編 残念な対話に影響している4つの要因の深掘り
  5章 なぜ、発言者の言いたいことが伝わらないのか
  6章 なぜ、聴き手は発言内容を理解できないのか
  7章 なぜ、意見がかみ合い、深まる対話の環境が整っていないのか
  8章 なぜ、問題解決に大切な項目が共有できないのか

 Ⅳ編 残念な対話が克服すべき課題
  9章 チーム対話の過程(プロセス)上の課題
  10章 チーム対話の参加メンバーの課題
   
 Ⅴ編 成果を出すチーム対話に変わる
  11章 「自分の意見(考え)」が聴き手に伝わる発言者になる
  12章 発言内容を理解できる聴き手になる
  13章 意見がかみ合い、深まる対話環境にする
  【事例2:対話の環境づくり】
  
 Ⅵ編 チーム対話に貢献する参加メンバーに変わる
  14章 「自分の意見(考え)」を創り出す
  15章 計画的・自発的に活動をする
  16章 問題解決活動の質を高める
  【事例3:問題解決に向かっている対話】

 おわりに
 参考文献