自治体職員の「自治体政策研究」史
松下圭一と多摩の研究会
小関一史 著
定価(本体3,000円+税)
2023年3月22日発行
自治体職員の「自治体政策研究」史
【内容紹介】
自治体職員による自治体政策研究活動の先駆けとなった「多摩の研究会」のこれまで明らかにされてこなかった活動史について、散逸する資料の整理と当事者へのインタビューにより纏めた貴重な記録。

【著者紹介】  小関一史
1971年埼玉県深谷市生まれ
法政大学大学院公共政策研究科公共政策学専攻修士課程修了。
現在、埼玉県東松山市生涯学習部きらめき市民大学事務局長、法政大学大学院公共政策研究科博士後期課程在籍。

【目次】
はじめに

第1章 自治体職員研修と自主研究活動
1 研究の背景及び目的
2 用語の定義
3 先行研究の概要
4 論文構成及び研究方法
第2章 自治体政策研究活動の変遷
1 自主研究活動の変遷
2 自治体政策研究の変遷
3 小括
第3章 多摩地区の自治体職員による政策研究会
1 松下圭一の職員参加支援
2 武蔵野学派
3 多摩の研究会
4 多摩の研究会の独自性
5 小括
第4章 自治体職員による自治体政策研究活動
1 自治体職員による政策研究活動の変遷
2 1977年 現代都市政策研究会
3 1983年 自治体活性化研究会
4 1984年 全国自主研究交流シンポジウム
5 1984年 全国自治体政策研究交流会議
6 1986年 自治体学フォーラム
7 1986年 自治体学会
8 小括
第5章 終章
1 検討の過程
2 自主研究活動の意義
3 多摩の研究会の足跡
4 松下圭一と自治体政策研究
5 松下圭一と多摩の研究会
・年表 松下圭一と多摩の研究会

鏡諭
・多摩の研究会について①
・自治体学会への関与について
・多摩の研究会について②
・介護保険原点の会について
・鏡諭活動年表

天野巡一
・武蔵野学派について
・通達研究会について
・自治体行政法務研究会について
・先端行政研究会について
・行政技術研究会について
・研究会の秘匿性について
・天野巡一活動年表