福島大学ブックレット『21世紀の市民講座』 No.8
小規模自治体の生きる道

神原勝 著
定価(本体900円+税)
2012年3月5日発行
小規模自治体の生きる道
本書は、福島大学小規模自治体研究所の設立記念として2009年7月25日に福島大学で開催した、フォーラム『小規模自治体の可能性を探る』における講演をもとに編集したものです。

研究所設立の契機となった2009年2月のフォーラム「小規模自治体の可能性を探る」では、小規模自治体の「生き残り」策と「可能性」とを探るにあたっては、自治体の自律を支える住民との「協働」、とりわけ集落レベルでの「協働」が重要という点が、講演、シンポジウムを通じて語られました。
この点を前提として今回のフォーラムでは、「周辺市町村間の広域連携」をどのように創っていったらよいのか、我々が求める広域連携と定住自立圏とはどこが違うのか、といった点について、北海道における先駆的取組みを素材に、自治基本条例の制定および議会基本条例の制定において当初から主導的役割を果たしたことで知られている、神原勝さんから問題提起してもらうことにしました。
(「はじめに」より)

目 次

はじめに
  松野光伸(福島大学小規模自治体研究所所長・福島大学行政政策学類特任教授)

小規模自治体の生きる道−連合自治の構築をめざして−
  神原勝(北海学園大学法学部教授・北海道大学名誉教授)
 1 平成大合併の結果を読む
 2 変化した分権改革の流れ
 3 不可欠な連合自治の構築
 4 自律自治体の形成の課題


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