朝日カルチャーセンター地方自治講座ブックレット
No.4 政策法務は地方自治の柱づくり −自治基本条例を考える−
辻山幸宣(地方自治総合研究所理事・主任研究員)
概要紹介
はじめに
1 システム・バランスを欠いた社会
1 政治システムへの依存 2 経済システムへの依存 3 政治システムと経済システムの関係
4 政府公共部門内の権限委譲 5 地方の中央への依存 6 社会システムの空洞化と行政による公共性独占
2 バランス回復を要請する社会変化
1 政府機能の行き詰まり 2 行政をめぐる環境の変化
3 分権型社会のシステム設計 自治基本条例
1 協働型社会の形成 2 NPOとの連携
4 行政運営の基本原則
1 条例の活用 2 政策スタッフの劣勢をカバーする 3 温情主義からの脱却
4 輪切り状態から地域の把握へ 5 政策づくり手法の開発
5 まちの将来を描く、その論点
1 団塊の世代がまちに滞留する 2 会社中心社会の終焉 3 生産年齢人口の急減と財政基盤
4 納得できなければ争点化
自治体の憲法の前提
ISBN4−87555−504−0 C1031 定価(本体1,000円+税)
2002年7月20日発行