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【内容紹介】
ゼロ分のイチ運動、百人委員会、森のようちえん、疎開保険・・・。地域づくりの多彩な動きが先発する鳥取県智頭町。 その原点は何か。仕掛け人であり、実践家であり、思想的リーダでもある著者がその全貌を論じている。比類のない地域経営の実践録として、深い地域哲学の解説書として、また優れた社会システム論のテキストとして、「ぶれない地方創生」が希求されるこの時代を照らす。 (オビ・推薦文=明治大学教授・小田切徳美)
【目 次】
はじめに―ゼロからイチ(創発)小さな大戦略
序章 なぜ、いま智頭町なのか
第1章 ゼロからの出発(帰郷と覚醒) 1 井の中の蛙、大海を知る 2 志を立て故郷(県境)を出奔 3 出会いは神の計画、人間形成の場 4 一歩を起こす、ゼロイチ運動までのアクション 5 地域づくりの学びの起点、鳥取県イメージアップ懇話会委員の委嘱 6 CCPT設立前夜と地域の国際化に挑戦
第2章 知恵の種を蒔く(社会システム思考との出会い) 1 社会システム思考、熱くなって議論 2 「地域経営」をテーマに杉下村塾を開講 3 スイス山岳地のコミュニティで住民自治の種を発見 4 「かや(蚊帳)」の理論から、気づく、小集団の核となって、群衆流となる
第3章 知恵を力に、社会システムの創造 1 地域づくりで「四面会議システム」を考案 2 どうすれば「理念」が継承されるか、社会システム(仕組み)の創造 3 「地域経営」の実践法は、「梃子の原理」 4 社会システム(仕組み)、至高善による「森のミニデイ」 5 1989年に新しい概念の「地域経営」を発想 6 若い女性たちが、「この町に住みたい!」と思えるようにするのが第一課題
第4章 集落から地域へ、地域から町へ 1 郵便局と役場の連携プロジェクトスタート 2 気づき、小集団が合流して集合流へ 3 グランドデザインの議論から「杉トピア(杉源郷)ちづ構想」を策定 4 一気呵成(一気になしとげること)に小集団を組織し、群集流へ 5 英知(深遠な知恵)を結集、ゼロイチ運動に賭ける
第5章 持続する社会システムへ〜住民自治の結実と8つの戦略 1 智頭町における「地域経営」の8つの戦略 2 集落振興協議会・地区振興協議会・百人委員会の仕組み 3 地区振興協議会は過疎化の起爆装置 4 住民等の発案による「百人委員会」の主な事業(智頭町ホームページから抜粋) 5 創発的地域づくり智頭町活動年表
第6章 ゼロイチの深化・広がり〜コミュニティの価値、創発的規範の連鎖 1 ゼロイチ規範はその後どうなったのか 2 想定を遥かに超えた地域づくり 3 「ギブ&ギブ」、横浜市立大学吉永ゼミ等の提言 4 草莽崛起による百果競甘、若者・女性パワー 5 創発的規範の連鎖、小集団活動から集合流へ 6 地域づくりは互いの人生、「地域共育」の場 7 社会システム(仕組み)、至高善による「森のミニデイ」 第7章 地域規範への挑戦 1 どんな姿勢を持つか、地域づくりは闘い 2 祖母の通夜と、「新しい総事」の概念 3 希望の希求から新たな光が見えた
第8章 智頭から京都、そして世界へ〜もう一つの社会システムの構築 1 京都市マンション自治会の設立 2 北京外国語大学北京日本学研究センター等と交流 第9章 叡知の連鎖 〜「虚仮の一心」がつなぐ未来 1 無意識の力に突き動かされ 2 雲外蒼天、天知る、地知る、人知る 3 杉下村塾後、叡知との出会い、地域実現 4 秘訣は虚仮の一心、夢を実現する 5 天啓、社会システム(仕組み)創造の意味 6 社会システム(仕組み)とは、身体を維持する自律神経 7 持続可能社会とコミュニティライフ 8 「幸せの分母に蒔いた趣味の種」 9 地域づくりに定年なし、コミュニティライフ 10 「青い鳥」は身近にいる〜消滅可能性を超えて 引用文献 巻末資料 関西学院大学畑井ゼミ等による「智頭町アクションリサーチ」 おわりに 「直感力を事の始めにしていたのでブレなかった」 〔解題Ⅰ〕 智頭町の地域づくり――「地域の社会的生態系(エコシステム)」の創造 九州大学大学院法学研究院教授 嶋田曉文 〔解題Ⅱ〕 「事起こし(What To)」の教科書――地域と研究者が紡いだ「創発」の30年 地方自治総合研究所常任研究員 坂本 誠 〔解題Ⅲ〕 寺谷篤志氏は20世紀の山間地域の革命家である
地域資源活用研究所所長 澤田廉路
【著者紹介】
実名は「篤」 1948 年 鳥取県智頭町に生まれる。1973 年 中国郵政局勤務。1983 年 鳥取県那岐郵便局長。1984
年 智頭杉はがき発案。1988 年 智頭町活性化プロジェクト集団(Chizu Creative Project
Team「CCPT」)を設立。1989年 杉下村塾(さんかそんじゅく)開講。1994年 智頭町グランドデザイン策定プロジェクトスタート。1997
年 日本・ゼロ分のイチ村おこし運動スタート。2010 年 腎臓がん右腎臓摘出。2011 年 那岐郵便局退職。2011 年 10 月18
日京都市に移住。2014 年 マンション自治会設立。2015
年 京都大学サマーデザインスクール、テーマ「京都のマンション防災をデザインする」 提案⇒「つながれる安心、いつづけられる安心」。
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