福島大学ブックレット『21世紀の市民講座』 No.9
文化資産としての美術館利用
地域の教育・文化的生活に資する方法研究と実践
辻みどり・田村奈保子・真歩仁しょうん 著
定価(本体900円+税)
2012年10月31日発行
本書では、大学と美術館との連携の事例を紹介するとともに、それぞれの地域で暮らす一人ひとりにあてた提案を試みています。
従来の美術史研究家やアーティスト、学芸員の立場から美術館経営について解説した研究書とは異なり、これまで美術館にそれほど関心がなかった方々への、まちづくりや自分の人生の充実を目指すための提案を目的としています。
ご近所に美術館がある方は、地域の「文化資産」として美術館を見直し、ご自身のライフスタイルのなかで、どのように活用できるか考えていただければと思います。
(「はじめに」より)
目 次
はじめに−大学と美術館が連携した経緯について
辻みどり
第1部 文化資産としての美術館活用
第1章 美術館との連携による英語学習と教材開発
真歩仁しょうん
第2章 印象を言葉に−自分と出会う美術作品鑑賞の勧め
田村奈保子
第2部 市民から見た美術館
第3章 開かれた美術館を考える−入場無料化をめぐって
−ディジョン・パリ市立美術館(フランス)の事例
田村奈保子
第4章 地域住民の立場から、美術館を活用することについて考える
−ライトボックス美術館(イギリス)の例を中心に
辻みどり
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