福島大学ブックレット『21世紀の市民講座』 No.1
外国人労働者と地域社会の未来
桑原靖夫、香川孝三 著
坂本 惠 編著
定価(本体900円+税)
2008年10月24日発行
本書は、2007年10月に開催された「外国人研修生・労働者の権利と地域の発展について考えるシンポジウム〜外国人労働者の権利を地域でどう守るのか、現状と展望」(主催:行政社会学会・行政政策学類比較文化講座)の記録をもとに、加筆を加えて、まとめたものです。
目 次
第1章 見える国境・見えない国境
〜地域活性化と外国人労働者〜
1 「見えない国境」とはいかなることか
2 グローバルな移民と、移民モデルの類型
3 人口減少・高齢化社会における外国人労働者
4 グローバル時代と日本で働く外国人労働者
5 統合的政策としての外国人政策の必要性
6 新外国人政策の課題
第2章 労働力送り出し国としてのベトナム
1 在日本ベトナム大使館勤務の経緯
2 ベトナムに縫製技術移転は本当に必要なのか
3 失業対策としての労働力輸出
4 低賃金と労働力輸出の関連
5 今日のベトナムと、「外国人研修・技能実習制度」がもたらす弊害
6 ベトナムでの規制強化と日本の課題
第3章 外国人労働者と地域社会の未来
〜「外国人研修・技能実習制度」の問題から見えてくるもの〜
1 外国人労働者と私たちの生活をめぐる新時代の到来
2 「外国人研修・技能実習制度」とはどのような制度なのか
3 言葉の壁、国境の壁
4 地域社会が直面する、あらたな課題
5 送り出し国の状況、現地送り出し機関の組織的不正の実態
6 外国人労働者と地域社会の未来のために
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