地方自治土曜講座ブックレット No.116
転換期における日本社会の可能性
維持可能な内発的発展
宮本憲一 著
定価(本体1,100円+税)
2010年9月30日発行
現在の日本は、明治維新・戦後改革に次ぐ「第三の転換期」ではないか、といわれています。
その背景にあるのは、新自由主義を思想の枠組とした金融資本主義という世界経済の危機と、地球環境の危機があります。
しかし、多くの人が流れが大きく変わろうとしている時期であることは感じていても、次に来るべき社会システムはどうあるべきかということについては、イメージできないでいます。
本書では、「維持可能な社会」「内発的発展」といったキーワードをもとに、成長なしに繁栄できる社会、という新しい社会システムの可能性を探っていきます。
目 次
はじめに
一 転換期−先進資本主義経済システムの欠陥と地球環境の危機
1 第三の転換期か
2 グリーン・ニューディル
二 Sustainable Development(SD)からSustainable Society(SS)
1 成長と環境をどう調和させるか
2 環境と開発に関するリオ宣言
3 SDによってめざすSSとは何か
三 経済成長主義からの脱却
1 際限のない成長を信じているのは狂人か経済学者
2 成長なしの繁栄
四 内発的発展
1 ガンジーの教訓
2 外来型開発から内発的発展へ
3 内発的発展の原則
4 内発的発展の新段階
五 足元から維持可能な社会を
1 EUのサスティナブル・シティ・プラン
2 日本の維持可能な内発的発展
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