地方自治ジャーナルブックレット No.62
地方公務員給与は高いのか
非正規職員の正規化をめざして
高寄昇三・山本正憲 著
定価(本体1,200円+税)
2013年3月21日発行
地方公務員給与への社会風潮は、近年、ますます厳しくなりつつあります。従来の財源優先の給与カットから、昨今は、政治優先のカットが強行されつつあります。
しかも、給与カットは、現行の公務員法・給与原則・労使交渉などのルールを無視し、はじめに給与削減ありきで、給与体系・水準はどうあるべきか、という政策論議は欠落したままです。
本書では、地方公務員給与の実態・政策を分析していきます。
目 次
はしがき
一 地方公務員受難の時代(高寄)
1 容認できない地方公務員バッシング
2 ラス指数論争の系譜
3 政府の自治体給与介入の背景
二 地方公務員給与の実態(山本)
1 地方公務員給与の推移
2 地方公務員職種の類型
3 地方公務員給与の運用
三 地方公務員給与の水準(山本)
1 官民格差の実態
2 非常勤職員の実態
3 外部方式の実態
4 再雇用格差の実態
四 地方公務員給与の適正化(高寄)
1 自治体経営と給与カット
2 非常勤職員正規化と外部公募人事
3 給与体系・人事評価の再編成
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