地方自治ジャーナルブックレット No.57
なぜ自治体職員にきびしい法遵守が求められるのか
加藤良重 著
定価(本体1,200円+税)
2011年8月11日発行
自治体において、一部の職員によることとはいえ、汚職・非行・不正行為などの「公務員犯罪」が後をたちません。
法にふれる行為は誰もが引き起こしうることですが、自治体にあっては、それがたとえ一人の職員によって引き起こされたものであっても、その自治体全体への信用・信頼が損なわれることになります。
そこで、自治体では、職員に対し法遵守(コンプライアンス)の確立・徹底に努めてきてはいるのですが、十分な効果をあげているとはいえない状況にあります。
これは、自治体において、古くて新しい課題であり、今後も引き続き取り組むべき重要課題のひとつです。
本書は、自治体職員の法遵守について、実践論・改革論の視点から、筆者自身のささやかな経験・実践例もまじえて、法に関する基本的事項、倫理関連法違反行為の分類および法遵守体制の整備について整理し、法遵守問題を乗り越える自治体職員の能力について考えてみました。
目 次
はしがき
第1章 なぜ自治体職員にきびしい法遵守が求められるのか
第2章 自治体職員の倫理関連法違反行為にはどのようなものがあるか
第3章 自治体職員の法違反行為に対してどのような制裁が科されるか
第4章 自治体職員の法違反行為をださない体制をどのように整備するか
第5章 法遵守問題をのりこえるため自治体職員に何が必要か
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