地方自治ジャーナルブックレット No.55
「大阪都構想」を越えて
問われる日本の民主主義と地方自治
(社)大阪自治体問題研究所 企画
定価(本体1,200円+税)
2011年4月1日発行
橋下知事の「大阪都構想」が公表されてから、ほぼ1年がたちました。この間、大阪市と大阪府のいろいろなやり取りは、報道上に伝わってきますが、市民レベルでの議論がどうなっているかは、あまり伝わってきませんでした。そういう中で、本日、この6人のシンポジストを招いて市民レベルでの議論が行われるというのは、大変有意義なことではないかと思っております。
(中略)
本当に「ワン大阪」ができたときに大阪の地域経済が活性化するのか、私たちの暮らしが良くなるのか、あるいは地方分権や地方自治が進められていくのか。このことをしっかりと考えておく必要があります。本日のシンポジウムでは、「大阪都構想」の虚像と実像を明らかにして、7割が説明不十分と言いながら支持しているという状況を打破していきたいと思っております。
(「大阪都構想」の虚像と実像を明らかに より)
目 次
地方自治制度改革と大阪都構想
宮本 憲一
混迷に輪をかける「大阪都」構想
加茂 利男
東京から見る「大阪都」問題
柴田 徳衛
「大阪都」構想のモデルにならない都区制度
大森 彌
大都市制度と「大阪都」構想
木村 收
「大阪都」構想と自治体財政
森 裕之
最後の発言〜会場からの質問に答えながら
大阪市制度を議論するための五つの論点
重森 暁
閉会のあいさつ
鶴田 廣巳
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