地方自治ジャーナルブックレット No.52
【増補版】大阪都構想と橋下政治の検証
府県集権主義への批判
高寄昇三 著
定価(本体1,200円+税)
2012年1月10日発行
平成23年11月27日のダブル選挙では「大阪維新の会」が圧勝、大阪府市ともに、「大阪維新の会」が首長を獲得した。その結果、「大阪都構想」は、現実の制度設計の段階に入ることになった。
おかげさまで本書は版を重ねることになったが、選挙後、益々本書を求める声が多くなっているという。そこで、改めて「補論」を加え、増補版として刊行することとした。
「大阪都構想」について、読者の皆さんの冷静な議論に役立つことを心より願うものです。
高寄昇三
目 次
はしがき
一 大阪都構想と市町村支配
1 大阪都構想と市町村自治の危機
2 「大阪維新の会」と大阪府集権主義
3 大阪都構想への自治体の反応
二 大阪都構想と地方制度改革
1 道州制ビジョンの虚構
2 府県再生の処方箋
3 指定都市拡充の方策
三 大阪都構想の制度的課題
1 東京市消滅と都制の混乱
2 地方制度調査会と都制改革
3 東京都・特別区の紛争
4 不毛の二重行政論争
5 都制機能不全と東京都分割論
四 大阪都構想実現への橋下戦略
1 橋下知事の経済戦略
2 橋下知事の政治的手法
3 橋下知事の財政手腕
4 橋下知事の行政方式
5 橋下改革の総括評価
補論
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